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東京から約2時間いつもよりアクティブに山遊びを楽しむ

東京から約2時間
いつもよりアクティブに
山遊びを楽しむ

東京で働く僕と彼女。
互いに仕事が忙しくてなかなか二人の時間が取れなかったけれど、
ようやく長期の休みを合わせることが出来た。
前々から旅行誌で見つけていた新しい宿、香川県の湯山荘 阿讃琴南。
温泉旅行が好きな彼女に提案したら随分喜んでくれた。
羽田空港から約1時間20分、高松空港からレンタカーで30分。
移動時間も意外に掛からないのと、無料でレンタルできる
山歩きアイテムがあるのも嬉しいポイントだった。
二人とも以前からトレッキングに興味があって、
せっかくだから初挑戦したいと話した所、二つ返事でOKだった。

午前中に到着して荷物をフロントに預け、
トレッキングポールなどを二人分借りてさっそく出発だ。

香川のみどり百選「大川山」

香川のみどり百選「大川山」

香川と徳島の県境に位置する大滝山~竜王山~大川山をつなぐ全長約30kmの阿讃縦走コース「阿讃トレイル」が人気のようだが、色々調べた結果、初心者の二人なので大川山(だいせんざん)の頂上を目指す、比較的整備されているルートを選んだ。
インターネットで見つけたルートマップをダウンロードしておいたので、スタート位置の琴南公民館まで車で向かい、改めてマップを二人で確認してスタートだ。

標高1042.9mの大川山には、山頂付近まで車道がつづら折りに通っている。その車道を串刺しに「だいせんみち」と呼ばれる登山道があり、進んで行く。

標高1042.9mの大川山には、山頂付近まで車道がつづら折りに通っている。その車道を串刺しに「だいせんみち」と呼ばれる登山道があり、進んで行く。

讃岐平野を一望する
展望テラス

讃岐平野を一望する展望テラス

柔らかい木漏れ日を浴びながら杉林を歩き進めていくと、
少し町道を迂回したところにある展望テラスに到着。
視界が大きく開け、讃岐平野やその先には瀬戸内海の島々も見える絶景を眺めながら一休み。
ここで飲むコーヒーは最高だった。持参した軽めのランチパックで昼食を済ませ、
そうこうしているうちに、ちょっと疲れが出てきていた気持ちもどうやらどこかへ吹き飛んでしまった。

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休憩を終えて、トレッキング再開。
この辺りからは野鳥のさえずりが響き渡るバードウォッチングコースや、イヌシデ木道などの自然林を抜ける遊歩道となっている。そしてついに標高1千メートル以上の山頂へ到着。山頂には香川県で一番高いところにある「大川神社」が鎮座する。付近には「まんのう天文台」もあり夜には天体観測が楽しめるそうだ。
今回初めてのトレッキングはさすがに疲れてしまったが、それよりも楽しさに満たされる、都会ではめったに味わえない体験だった。

宿に戻ってチェックイン彼女が楽しみにしていた温泉を満喫

宿に戻ってチェックイン彼女が楽しみにしていた温泉を満喫

宿に戻ってチェックイン彼女が楽しみにしていた温泉を満喫

宿に戻ってチェックイン彼女が楽しみにしていた温泉を満喫

宿に戻ってチェックイン
彼女が楽しみにしていた
温泉を満喫

今回泊まるお部屋は本館の「専有露天風呂付和洋室 Type D」。
畳が敷かれたリビングとカーペットを配したベッドエリアで一続きの居室。
それに、温泉露天風呂が付いたテラスと大きなデイベッドやテーブルが備わるアウトドアリビングのようなもう一つのテラスまで、二人ではあまりある広さだ。
露天風呂には既に温泉が張られていて、山歩きの疲れを取るべくさっそく自分たちだけの贅沢な温泉を楽しんだ。
湯船につかりながら見上げる先には阿讃山脈の稜線が広がり、耳に届く川音に時折野鳥の鳴き声も聞こえてきて、自然の音色が心もリラックスさせてくれる。

山峡の湯宿で心地よい
温泉タイム&エステ

山峡の湯宿で心地よい温泉タイム&エステ

山峡の湯宿で心地よい温泉タイム&エステ

山峡の湯宿で心地よい温泉タイム&エステ

予約しておいたエステまでまだまだ時間があるので、今度は宿自慢の大浴場へ行くことに。
本館にある大浴場は、河畔風呂「せせらぎ」の名前の通り、川の流れの音が響き渡る中で森の緑に囲まれて温泉を楽しむことができる。
ジェットバスに身体を預けていると、全身の筋肉に染み渡るようで疲労感も随分と和らいできたようだ。
心地よさに時間も忘れて色んな湯船を試しているうちに、温泉が好きという彼女の気持ちもわかるように思えてきた。
この大浴場の内湯や露天風呂の他にも、玄関近くの足湯や貸切風呂にも自家源泉の美合温泉を使っているそうだ。

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温泉で身体の隅々までリラックスした後は、前もって予約していたエステへ。男女問わず受けられるとの事で、僕は強い指圧で筋肉をしっかりとほぐすコース、彼女は優しいストロークで心身のバランスを整えるコースをチョイス。アロマオイルを使ったボディマッサージで、山歩き後の身体が丁寧にほぐされていく心地よさにうとうととしてしまった。

木の香りに包まれた、
囲炉裏ラウンジで

木の香りに包まれた、囲炉裏ラウンジで

木の香りに包まれた、囲炉裏ラウンジで

温泉や夕食を存分に堪能した後は、囲炉裏ラウンジで今回予約したプラン特典の
和三盆糖の綿菓子を使ったコットンキャンディーカクテルを頂いた。
二人で綿菓子が懐かしい!などと、お互いの子供の頃の話で盛り上がったり、
ラウンジに置いてある野鳥の図鑑で山で見つけた鳥を探したり。
山歩き関係の本も色々あって彼女も興味を持って読んでいた。

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ラウンジで出会ったご家族はワンちゃんと一緒に泊まりに来ているそうで、昼間は「国営讃岐まんのう公園」に行ってきたようだ。園内には季節の花々が楽しめる四国最大級の花畑が広がり、ドッグランも併設されているらしい。お子さんとワンちゃんは随分遊びまわったようで先に寝てしまったそうだ。

近隣には観光や
アクティビティも充実

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翌朝、森の中で目覚める清々しさにひたりテラスから見る山の景色は格別だった。昨日はアクティブな1日だったので、朝の温泉を楽しんだ後は遅めのチェックアウトでゆっくりしよう。2泊目は同じ香川県内のグループホテル、琴平花壇に予約をしている。それまでの道中でのんびり観光もするつもりだ。

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昨日のトレッキングの際に車を停めた「琴南公民館」のそばに、映画のロケ地になった有名うどん店があるとラウンジの雑誌で見つけていたので行くことに。
その後は「国営讃岐まんのう公園」に寄ってと・・・、チェックアウトの際にスタッフさんと話していると、この辺りは山遊びの他にも自然環境を活かしたアクティビティが充実しているそうで、車で1時間ほどの「吉野川」でのラフティングもおすすめ、次回はぜひと教えてくれた。ラフティング世界大会の開催場所に抜擢されたほど条件がばっちり整った川で、その激流を下る爽快感が抜群らしい。
川の岩場を登るキャニオニングも人気で、大自然が作り出した水遊び場を思いっきり堪能できるそうだ。それを聞いた彼女が次回は水遊びもしたくなったようで、また来たいねと話しながら湯山荘を出発した。

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